VineLinux4.1をランレベル3(コンソール起動)すると日本語が
化けてしまいました。
ネットで調べた結果、"kon"を起動するようにとあります。
しかし、kon とコマンドを入力しても、
-bash: kon: command not found
とコマンドがありませんといわれてしまいます。
konをインストールしようと、
# apt-get update
# apt-get install kon2 kon2-fonts
をしても
E: パッケージ kon2が見付かりません
とされてしまいます。
さらにネットで調べてみると、VineLinux3.xよりKONは廃止されたとのことで、
http://vinelinux.org/vine30.html
フレーム バッファコンソールを使うようにとのことです。
Linux起動時に"Esc"キーを押して、"e"でブートオプションを編集して起動します。
kernel /vmlinuz ro root=LABEL=/ resume2=swap:/dev/hda5 vga=0x301
--VGA オプション
解像度 オプション
-------------------------------------
640 x 480 (8bpp) vga=0x301
800 x 600 (8bpp) vga=0x303
1024 x 768 (8bpp) vga=0x305
1280 x 1024 (8bpp) vga=0x307
1600 x 1200 (8bpp) vga=0x31C
無事、日本語が化けずに起動しました。
毎回起動時にオプションを設定するのは大変なので、
(サーバー用途であればそんなに再起動はしないと思いますが)
lilo.confもしくはgrub.confを編集します。
--ブートローダーがliloの場合
# vi /etc/lilo.conf
----
image=/boot/vmlinuz-2.6.16-0vl68
label=linux
initrd=/boot/initrd-2.6.16-0vl68.img
read-only
vga=0x303 <-- 追記 800 x 600 8bit color
append="root=LABEL=/"
----
--liloの更新
# /sbin/lilo
--ブートローダーがgrubの場合
# vi /etc/grub.conf
----
title Vine Linux (Current kernel)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz ro root=LABEL=/ resume2=swap:/dev/hda5 vga=0x303
initrd /initrd.img
----
もしくは他の対策として、Linuxの言語設定を英語にすれば解決します。
$ export LANG=en_US
デフォルトの言語は/etc/sysconfig/i18nというファイルで
設定しているので、”LANG=”の行を変更すれば、起動時の言語設定を
変更できます。
# vi /etc/sysconfig/i18n
----
# LANG="ja_JP.eucJP" ←デフォルトの言語設定
# 変更後
LANG="en_US" ←デフォルトの言語設定を英語に変更
--参考ページ
http://vinelinux.org/vine30.html
http://www.jitaku-server.net/frame_buffer.html
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~ysk-net/JSpe/Linux/vine/setup.html
http://park15.wakwak.com/~unixlife/linux/boot-grub.html
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/471syslangset.html