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Jun 10, 2014

TrueCrypt 復活に向けて

先月5月に突然開発が停止された暗号化アプリ”TrueCrypt”ですが、
有志が集まり復活に向けて動き出したようです。

--TCnext | Site dedicated to the next "truecrypt"
http://truecrypt.ch/

TrueCryptは一時開発が停止し、
・ハッキングされた?
・国家権力から圧力がかかった?
・重大なバックドアが見つかった?

などの噂が飛び交いました。

truecrypt.orgへアクセスすると、下記ページにリダイレクトされ

--TrueCrypt
http://truecrypt.sourceforge.net/

「TrueCryptにはセキュリティ上の問題が含まれている可能性がある」と
記載されており、MS純正のBitLockerを推奨し、手順が記されています。
転送先では、暗号化機能が削除された解読機能のみ可能なTrueCrypt 7.2
DL可能となております。

以下、GIGAZINEからの引用です。

> 「TrueCrypt.ch」が掲げる優先事項は以下の通り。

>01:再びTrueCryptを使用可能にすること
>02:開発に興味を持っている人や有能な人材を発見すること
>03:法的な問題を明らかにし、解決する
>04:セキュリティに関する問題を明らかにする
>05:プロジェクトをフォークさせてセキュリティ問題を解決する
>06:継続的な発展のために援助元を探す

また、TrueCryptの安全性を監査するプロジェクトである”OpenCryptAudit
による監査結果第1弾は下記の通りです。

--Deliverable
iSec_Final_Open_Crypto_Audit_Project_TrueCrypt_Security_Assessment.pdf
https://opencryptoaudit.org/reports/iSec_Final_Open_Crypto_Audit_Project_TrueCrypt_Security_Assessment.pdf

ブートローダーとカーネル部分に大きなバグは含まれていないとのことです。

何やら「某国からの圧力がかけられたのでは?」というのは、あながち
噂ではなく、本当なのでは?と思ってしまいますね。。。


過去記事

--ドライブの暗号化 TrueCrypt

--暗号化アプリ

--Googleドライブ スプレッドシートを暗号化

--秘匿性OS Tails

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